アーチェリーの種類・歴史・射法・競技形態・事故の危険性

アーチェリー

弓で矢を射るスポーツを西洋でアーチェリーといいますが、日本では弓矢という名前でも呼ばれているので和弓とアーチェリーとを区別して考えられています。

アーチェリーは紀元前1~2万年前に狩猟で弓矢を使用したことが始まりで、スペインの洞窟にも弓矢の壁画が残っているということです。

その後武器として使用されていましたが、イギリスの王家を中心にスポーツとして発達して、その後はアメリカに伝わりました。 日本では独自の長弓を使って日本弓道として発展していましたが、アーチェリーも昭和14年にアメリカから伝わったということです。

アーチェリーは弓で矢を打ち的に当てるという、とてもシンプルなスポーツです。
矢を的に当てるために精神を集中させて雑念を払うことから、集中力たとても重要になっています。
そんな中で的の中心に当てた時の爽快感や達成感は、さらにやる気を起こさせることでしょう。

アーチェリーは国際競技もあるスポーツであると同時に、子供から年配の方まで誰でもできるスポーツで、障害楽しむことができるのもメリットでしょう。
スポーツとまではいかなくてもレクリエーションとして楽しんだり、アーチェリー体験などを通じても、集中して的に当てたりすることが達成感や喜びにも通じます。

アーチェリー競技は定められた距離から10点区分された的に弓を打つアウトドアターゲットアーチェリーや、室内で18mの距離から弓を打つインドアターゲットアーチェリー、山の中などで設置された的に弓を打つフィールドアーチェリーなどがあります。
アウトドアターゲットアーチェリーは男子、女子でシングルラウンドや70mラウンドなどでそれぞれ打つ距離が違います。
この他にもスキーアーチェリーや3Dアーチェリーという種類もあります。

オリンピックで行なわれているのはオリンピックラウンドと呼ばれて、選手2人がそれぞれ交互に70mから12回射し、その合計店を競い合うようになっています。
一度打つ毎にそれぞれ30秒という時間が制限されていて、その時間内に矢を射る必要があります。
日本では矢を射る動作を8節に分けて理解しています。
まず足踏みして胴造り、矢つがえして打ちおこし、引き分け、フルドロー、リリースしてフォロースルーの8節ですが、この方法には何通りかあり、基本的には全日本アーチェリー連盟でこのように設定されています。
しかしアメリカでは打つこと自体がメインなので、精神統一という考え方がなく自由なテンポやフォームで矢を射る人がほとんどです。

アーチェリーはスポーツとして行なわれる上では人に危害を与えることはほとんどないと考えられますが、準備過程や環境によっては怪我をする可能性もあります。
例えば的の間を行き来したり、的以外に向けて矢を射る場合、矢取りする人がまだ取っているのに矢を射たり、アーチェリーを行なっていることを知らずに突然侵入してくる人がいた場合などは、事故につながる可能性もあるでしょう。
また矢を筒から抜くときに回りの人に矢の先端が触れてしまったり、持ち運ぶ時に矢の先で怪我をする危険性もありますので、道具を管理するときにも十分に注意する必要があるでしょう。
このようにアーチェリーを行なう環境や管理する態度さえ注意すれば、本来アーチェリーはとても安全なスポーツです。
アーチェリーは道具の管理や回りの環境をきちんと整理した上で、事故が起こらないように安全な状態で行なうようにしましょう。