高齢者が無線機に詳しい理由。

無線機

最近の通信手段はもっぱら携帯電話やスマホという方が多いかと思います。中でもスマホのアプリは無料でビデオ通信までできるものもあり、本当に便利な世の中になりました。

一方で、スマホの操作が苦手という高齢者の方は少なくありません。細かいディスプレイやタッチパネルでのタップやスワイプの動作、個人のニーズに合わせてより複雑化した機能などが難しい傾向にあるようです。しかし無線に強い高齢者の方々はたくさんいらっしゃいます。それはなぜでしょうか?

高齢者の方々が無線機に詳しい理由、それは日本の戦後の歴史と大きな関わりがあります。戦時中、無線が使われていたかといえば、そうではなかったようです。無線機の質もよくなかったばかりか、交信が敵軍に傍受されてしまうリスクも高く、無線が流れているだけで、日本軍がいるということがわかってしまうので、事実上使うのは無理でした。モールス信号などは味方が視界にいる時だけ手旗信号やサーチライトなどで行っていました。したがって無線でのモールス信号などの通信もありませんでした。

戦後に入って、無線事情は劇的に変化します。まず、制限つきながら、短波の受信が許されるようになりました。そして1952年に日本におけるアマチュア無線のパイオニアである庄野久男氏に、日本最初のコールサインが授与されました。

戦後復興にともない、国内メーカーもこぞって無線機の開発・販売に着手します。富士製作所、八重洲無線、春日無線工業、菊水電波など、名前を聞くと懐かしいと感じる方も多くいらっしゃると思います。固定電話の普及もようやく始まりアマチュア無線の一大ブームが巻き起こります。1980年代にはついにアマチュア無線人口が世界一となるほどの人気でした。

それは、現在高齢者の方々がまさに青年期であった時期にあたります。高度経済成長が後押しして、無線機の販売も伸びました。以上の経過を考えると、高齢者の方々が無線機に詳しいのも納得ですね。

スマホや携帯、ネットは今や必要不可欠の時代になりましたが、無線に関しては、現在でも遭難救助などに使われています。そしてアマチュア無線は、開局数は減少傾向にあるものの、依然趣味として楽しまれています。

そんな歴史を振り返ると、無線機そのものの価値がおわかりいただけるかと思います。以前は使っていたけどもう使わなくなって押し入れの奥にしまってある、などということはございませんか?まだまだあなたの無線機の価値は失せていないかもしれません。使われていない無線機をお持ちでしたら、ぜひ弊社の買取をご利用ください。送料や手数料がかからない上、新たな趣味の資金も得られます。査定は無料ですのでお気軽にご一報いただければと思います。