暮らしの中のエコな知恵連載(個人宅版)3

oka2-m0056

環境問題となるとまず思い浮かぶのが、ゴミ問題です。
環境に優しい製品やリサイクル、節約などという言葉はもう私達の生活の一部になっているのに、なぜゴミは増える一方なのでしょうか?
実は現在、日本のゴミ焼却場は世界で第一位となっており、毎日これほど多くのゴミを燃やしている国はないといわれています。
こんなに省エネ、節約と言い出して何十年も経っている今でも毎年ゴミが増え続けているというのは、どういうことなのでしょうか?
ゴミを燃やせばダイオキシンが発生して、ゴミを埋めると土壌汚染といわれながらも、まだこれを繰り返しているというのが現状です。
このダイオキシンは燃やしてはいけないプラスチックやビニールのようなものを焼却するときに発生する成分なので、紙など燃えるものだけを焼却するには全く問題ないのですが、ゴミを回収してまとめて焼却するとなるとひとつひとつチェックすることは不可能で、このような問題を引き起こしてしまうことになるようです。
ゴミを焼却する過程で不完全燃焼する場合にはダイオキシンが発生したり、排ガスから再合成されてダイオキシンが発生することがあります。
再合成はゴミの中に銅線などが混ざっている場合に起こるといわれているので、完全燃焼させるだけでは問題が残ってしまうということになります。

環境先進国であるヨーロッパに比べて、日本はダントツでゴミの焼却量が多いという統計が出ています。
これはペットボトルやプラスチックケースなどの使用について根本的に考える必要があるのではないかと思われますが、私達の手で今すぐ実践可能なゴミに関連した環境への取り組みは不可能なのでしょうか?
日本では一人一日に1キロのゴミを排出しているといわれています。
このゴミの中にはプラスチックや紙、ビニール、生ごみなど様々な種類のゴミが含まれていることでしょう。
この中で自宅で焼却可能なゴミを家で焼却するだけでも、一日1キロのゴミのうちの一部を環境汚染することなく処分することができるはずです。
4人家族の場合一日4キロのゴミのうち、一定のゴミはきれいに処理することができそうですね?

また頭が痛いのが生ごみの処理ですが、生ごみはそのまま焼却することもできず、埋めるしかありませんが、コンポストを活用することによって簡単に肥料となり土に帰ることができるようになります。
家庭農園をされている方や地方でお住まいの方なら、充分に可能な処理方法でしょう。
このような一人一人の努力と共に、プラスチック容器やトレイの使用を減らして再利用やビンを使用するようになれば、日本の環境問題もずいぶん発展するのではないでしょうか?